双葉が出ました

秋植えの大根に双葉が出ました。

先日はジャガイモやキャベツ,ブロッコリーを植えましたが,その後は白菜など、冬に採れる野菜たちをいっぱい植えました。
大根やにんじん、ごぼうなども。

手入れを欠かさなければ、きっと美味しい実りがやってくる。
そう信じて大切に育てていきたいと思います。

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解釈は仲良くするために

解釈は人によって違います。
最も主観的な領域です。
受け取った情報を「こころ」で判断する領域です。
ですから判断主体は個人の「こころ」です。

さて、ことづくりでは以前も、事実と根拠に加えて解釈という図式をお示ししたことがあります。

事実は曲げることができません。根拠はその説明のために人々に知られた理論やルールから導きます。
ところが、解釈だけは受け取り方で全く異なることがあります。

例えば女性と男性とか、上司と部下のように、立場や感じ方などに違いがある考え方をする人の組み合わせです。

「ゆかいスタイル」は会員制です。会員数を制限して運営していますが、約8割が女性です。男性会員もいらっしゃいますが、女性に比べると利用頻度は低くなっています。ここにも女性と男性の「ゆかいスタイル」に対する解釈の違いを感じることがあります。

それは何を求めて「ゆかいスタイル」に参加するかという視点です。これは少々難しくなりますので、もう少し簡単な例示に変えましょう。

例えば洗面所の鏡。多くの男性は見えれば良いと考えるようですが、多くの女性はそもそもどこにどのくらいの大きさでという設置基準もさることながら、綺麗に見えたいとか、姿勢を確認したいとかのように、鏡を使って様々なことを確認できることを望むようです。

でもこれはとても大切なきっかけも提供してくれます。

それは価値観の違いをすり合わせる部分と譲れない部分を見極めて、すり合わせられるところには双方の共通項を探るということです。

対立するために解釈があるのではなく、擦り合わせを知るために解釈を用いるのです。

生活の場面では自分の解釈を他人に押し付ける場面を往往にして見かけます。自分はやってないと思っても相手から見てそう見えれば、それは問題となるのです。

そこにいじめやハラスメントの構図があるわけですが、その話は長くなりますのでいずれまた。

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どっちが先か

ことづくりの話をしていると「それで飯が食えるのか」と言われることがあります。

良いのは分かった。
でも,そんなことを考えている暇なんてない。
考えようとしても,どんどん時間が経って,何も出来ていないことにうんざりする。

忙しいことを口実にしてしまうことは結構多いですよね。
私自身もそういうところがあります。
考えるほどに,何もアクションを起こせていないと自分を責めることも。

飯が先か,より良く生きるが先か。
そしてこんな問いが生まれます。
あなたはどちらですか?

こういう問い自体が対立軸を設定してますよね。
AかBか,のような問いには,「あいだ」を探ることが大切です。

つい,何気ない生活の中で落ち込んでしまう思考。
それがどちらかの選択を強いられたときに,無意識に2つだけしか選択肢がないと考えることです。
以前も書きましたがAにもBにも該当すること。
その共通項を探ることです。

受け止めて,引き出して,より良く,組み上げる。

どっちが先かを考えるより,
双方をどう受け止めて,
その良さをどう引き出して,
更に良い方向を目指して,
そのかたちをつくっていく。

という関係性の流れを意識する方がずっと建設的な気がします。

さて,目の前にはワインとナッツがあります。
どっちから口に入れようか。。。

そんなときにまで考えることはないですからね。
念のため。

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かたちづくりは夢づくり

あなたの夢はなんですか?

壮大な夢やささやかな夢、1人で目指す夢や仲間で目指す夢など、夢には様々な「かたち」があります。

ものづくりに励む方も、大企業で努める方も、深夜までアルバイトで生計を立てている方も、誰にでも共通する「こと」には目指す「かたち」があります。

学校の先生がクラスをまとめるのも、仲間で演奏会を開くのも、国の方向性を探る政治家も、一様に目指すかたちづくりがあります。

あなたがイメージするかたちは実現可能かどうか。
可能であればどういうプロセスを踏めば良いのか。
そのプロセスはどういう手段を用いると良いのか。

などのように、こころ・出来事・仕組みをフル活用して、具体性を伴うかたちに落とし込んでいきます。

ですから、ことづくりはかたちづくりであり、夢づくりとも言えます。

夢づくりに向かう想いには、たいてい自分の理想や期待が込められていますから、そこには未来志向という言葉がぴったり当てはまりますからね。

さて、今一度問いかけましょう。

あなたはどんな夢をおもちですか。それはどんなかたちですか。

それをへそ思考(H.E.S.O思考)で見つめてみましょう。必要な「こと」が見えてくると思いますよ。

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老後って?

仕事を終えて帰宅し、ぼんやりと深夜のニュース番組を見ていた時に、とある保険CMが目に入りました。

内容は個人の老後についての意見を聞き、様々な「答えに応える」という構成でした。

でも、ちょっと気になりました。

老後ってなんでしょう?

今がとても充実していて、老後は今よりもダウンするけど輝かせたいという願いはわかりました。
でも、老後っていう表現は、本当にそのCM内容にふさわしかったのでしょうか。

歳をとればやりたいことをやりたいようにやれない状況は増えるでしょうが、それは暗くて辛いことではないと言いたかったのでしょう。

さて、「こと」には3つの方向があります。つまり、あなたがイメージしたひとつの「こと」には3つの答えがあり、それに対応した応えが待っています。

生物的な仕組みで見つめたり、今までと比較した出来事の状態では、確かに若い頃よりはダウンしているでしょう。
でも、経験は若い頃よりもずっと多く積み上げています。工夫次第でいろんなことができるようになっているでしょう。

それをひとくくりに、老後っていう言葉にしても良いのでしょうか。

老後はいつから?
どうなれば老後?

この問いは各自で違います。

「一生現役で老後などない」と豪語する後期高齢者も案外いらっしゃいますからね。

老後は自由に過ごす。
老後はやりたいことをやる。

と言う人も結構多いですが、逆説的に見ればそんなにも今が辛くて苦痛にあふれていて、やりたいことができていないのでしょうか。

そういう人が、果たして時間やお金などを手に入れた時に、ちゃんと輝けるのでしょうか。
そもそも輝いている状態は老後と呼ぶのにふさわしいのでしょうか。

きっと、今を輝くということが伝えたかったんだろうなとは思うのですが、お金の心配がない仕組みづくりにシフトし過ぎている感じでした。

やはり現役とか老後という表現に縛られず、今を大切に生きること。
そのためにへそ思考を活用して頂きたいなと感じました。

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苦手と向き合う

みなさんは、苦手なことはありますか?

私は得意だと自慢できることも少ない反面、苦手なことも少ない方だとは思っています。なんだかのっぺりしていますけどね。

ひとつ挙げれば最近までは楽器の演奏は超がつくほど苦手で、自分には一生縁がないと思っていました。
ところが、ある会員さんから勧められてウクレレを手にとったら意外と簡単に音が出たのに興味が湧き、簡単な曲を演奏できるまでになりました。
とても嬉しくてもっともっとやりたくなって、力一杯やっていました。

まぁ、今は肘を痛めて休憩中なんですけどね。

さて、将棋で一躍時の人となった14歳の藤井聡太4段は、美術が苦手のようです。「どうして絵を書かなければいけないかわからない」とも述べています。

一事ができれば万事ができるなんて現実には難しいですから、人間味があって逆に親しみがもてました。

その、苦手意識はとても良くわかります。イメージを表現するのは考えれば済むのではなく、そのあとは自分の知識だけでなく手の運動神経も用いて表現手段の素材と向き合うことを要求されます。

そこには得意なことと苦手なことが必ずあって、得意でも必ずできるとは限りませんし、偶然の出来事だって結構大切だったりします。

そういった様々に生まれるつながりをコントロールすることは、セルフエディション(自己教育力)も培いますが、その話は置いておきます。

何をコツコツやっても、強い目的意識ややり遂げる決意(胆力)が欠けると、なかなか達成感は得られません。
藤井くんも得意と苦手に向き合い、自分のできることをめいいっぱいやっているのでしょうね。

最近の教育ではコミュニケーション能力の育成を重視しています。

自分の外の世界とのコミュニケーション能力に秀でれば、自分の内でコツコツやることと共に、外の世界にある素材や技法とも「対話」しながら表現する行為へとつながる場合もあります。
同時に、今日は風邪気味かな、足が痛いけど筋肉痛だから少し動けば大丈夫、のように自分の身体やこころとの対話力も必要です。

なにしろ、答えはあなたの中にあるのですからね。

そもそも、向き合うこと自体が苦手で、そんな現実を受け入れられない方も、受け止めながら先に進むなら少しは楽でしょう。
(※受け入れと受け止め)

どんな人にも、得意や苦手の領域があるのが普通です。あなたにとって輝いて見える人にも、外に見せない悩みがひとつぐらいはあるのです。

できるかできないかは常に自分の中に答えがあるのですから、あまりムキにならず、あきらめもせず、気長に自分と向き合っていきたいなと、今もウクレレを眺めながら考えています。

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秋植えジャガイモ

9月も下旬になりました。
いつもなら9月入ってすぐに植えるのですが、台風等いろいろあって今日になりました。

3本の畝を作り、溝施肥をして、ジャガイモを並べました。

今回も、キタアカリ、コガネマル、インカの目覚めです。秋はジャガイモの種芋をほとんど売っていませんから、春に収穫した芋を植えます。

草木灰をまき、畝の高さを増してかまぼこ型に仕上げました。

冬の肉じゃがを楽しみに、大事に育てます。

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受け入れと受け止め

この二つの言葉。人生相談だけでなく、人との関わりかたに大切ですから、ビジネスの話題にもよく登場するようです。

もちろん、ことづくりにも必須の用語です。

この2つの表現を明確に使い分けている方がどのくらいいらっしゃるか分かりませんが、今回は私たちはどのように使い分けると良いかを見つめてみましょう。

・受け入れる(アクセプト)とは、自分の内に価値観などを取り込むことです。
つながるとか一体化するなど、意見や行動を自他と一致させる「同化」をさしています。

・受け止める(テイク)とは、自分の前でキャッチすることです。
自分の価値観や意見は別にあるけど、他の主張や目の前の現象などから得た情報などを「理解」することをさしています。

そうすると順序としては、一旦受け止めた(理解)後に受け入れる(同化)ことになりそうです。
受け入れには、我が子を愛おしむ母親のように無条件な場面もあり得ますが、受け止めるには関係性などの比較や分析が不可欠です。

別の言い方をすれば、意味や価値などを理解できなくても受け入れはできますが、受け止めには対象を理解している(しようとする)ことが前提になりそうですね。

これは見方によっては恐ろしくて、理解できない状態でも「受け入れ」させる状況がありえるのです。
ここには「人のロボット化」(思考停止)の要素が潜んでいるとも言えそうです。

この2つのあいだには「対象への理解」というキーワードが見えてきました。

例えばキリスト教とイスラム教の対立は、お互いに価値観の違いからくるところが大きいでしょう。
でも、相手の神様を受け入れることはできなくても、他者を支配したいのでない限り相手を尊重する姿勢をもって受け止めることはできます。
同性愛否定者でも、同性愛者である人を否定する権利までは持ち合わせませんから、受け止めるぐらいはできるでしょう。

だって、
「答えは常にあなたの中にある」
のですからね。

あなたとは、一人称を用いることができる全ての人です。

あなたが納得できたことは受け入れられるでしょうが、納得できなくても同意しないといけない場合などは受け止めていると言えそうです。

人が苦しくなるのは、たいてい自分が納得できないこと(自分の中にない答を答えとしようとすること)までを「受け入れ」ようとするからです。

受け入れてしまうと、それに疑問を抱かずに済む(思考停止)ので精神的な負担がなくなります。

さて、ようやく本題です。
今回は「対象への理解」とともに、何を受け入れ、何を受け止めるかについて、簡単な仕分け方法を提案します。

・「受け入れる」のは自身の内にあるお気に入りだけ。
・「受け止める」のは内にあっても気になることと、周囲の世界を理解するため。

自分をありのまま受け入れられないと、見たくないことから目を背けがちになります。
かといって、自分の嫌な面まで受け入れるのは結構苦しいことですからね。

また、自分とは異なる価値意識などをいちいち「受け入れて」いると、自分の立ち位置まで揺らぎます。

ですから、受け入れは自分が必要と思うことだけ。
それ以外のことは全て受け止める、と考えてみてはいかがでしょうか。

あなたの「こころ」が気に入って、必要だと感じた時にはじめて受け入れると良いんです。

例え自分自身のことであっても。。。

自分らしさって。
自分の想いって。
自分の理想って。

自分の立ち位置を見つめるためにも、「受け入れる・受け止める」をちゃんと区別することで、これからの自分がどこに向かおうとしているか(未来志向)を気づくきっかけになるよう願っています。

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要約・体験・教訓の?

台風18号が日本列島直撃コースです。
ともに菜園も台風対策を施しました。秋植え野菜にはネットをかけました。種まきは台風が去ってからにしました。
みなさんも身の回りに充分注意して怪我などなさいませんように。

さて、8月の終わり。
朝の某テレビ番組(ビビット)を見ていると、芸人のオリエンタルラジオ中田が読書感想文の書き方をプレゼンしていました。

それが表題の項目です。
本の内容を要約し、自分の体験談を加えて、2つの関係性から得た教訓を記述すれば感想文が完成するという手法でした。

さらに必殺技に「インパクトのある書き出し」で、他の人との違いをアピールすることを挙げていました。
・無関係タイプ
・壮大タイプ
・真実の逆タイプ
細かな説明は省きますが、話題に対して突っ込む余地を与えて惹きつけるのだそうです。

なかなか面白い視点でした。
いろんなところでネットにも掲載されていますので、良かったらご覧になってください。
一例:(yahoo news)

ここではその論が見つめている先を探るために、へそ思考に当てはめて見ましょう。

・要約ー仕組み〜機能(構造)
・体験ー出来事
・教訓ー仕組み〜理念(説話)

あれ。こころがありません。
それもそのはず、これは作文様式を定めたお作法です。

様々な関係性を見つめた「想い」を書き留め終えて、はじめて作文は「ことづくり」となります。
上記のプレゼンでは、設計図通りにモノをつくる感じでしょうか。

これは「想い」の引き出し方ではなく、書き方設計図の説明ですから、そのためのかたちになっているのがわかりました。

こころのかたちがあるという前提から、その表出方法を語るのならこれで充分なのでしょう。
それは、本は読みましょう、ズルを手伝うのではない、との捕捉コメントがあることからもわかります。

私はこう考えた
これを伝えたい
ここに気づいてほしい。。

へそ思考的には、感想文の醍醐味が「想い」にあると伝えて欲しかったなぁというのが率直な感想です。

こころに寄り添うところを見つめずに形式で何かをかたちづくれば、確かに課題は解決するのかもしれません。
実際、そこにこころから向き合うことを避けたい人は大勢いるようです。ですからこういった行動様式で課題解決する方法論が出てくるのでしょう。

これで問題提起し、課題解決する力は育つのでしょうか。

現状に?を投げかける姿勢は、様々な「こと」を未来志向によって改善する態度です。
その力を育てる話題にも触れてほしいのですが、単純な方法論に落とし込めないと思って、面倒くさいと感じるのでしょうね。

今回のような話題は、そこが少し心配になるのです。

本だって、自分の思いに寄り添ってくれたり共感したりできるような内容を選んで頂きたいですし。

今回テレビで紹介された方法論は、別段問題提起する力を育むためではなく、対処療法的な話題なので取り立てて深く突っ込む必要はないのでしょう。

でも、それがどのような「機能」をもっているかを知っておくことは、ことづくり生活を送る上ではとても大切だと思うのです。

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照明スピーカー

新しい「ことラボ」(作業場)で気軽に音楽を聴くためのシステムはないかと探していて見つけたガジェットです。

SONY LED Bulb Speaker
LSPX-103E26

E26という、一般的な電球が取り付けられる器具であればどんなところにも取り替えられるスグレモノ。

かたちは電球のてっぺんが平たくなってスピーカーがついています。その周囲にLEDを配置して電球としての役割を与えているようです。

一個ならモノラルスピーカーとして、二個ならステレオスピーカーになります。

電球として購入するなら超高価ですし、スピーカーとして購入しても結構な出費を強いられますから、購入者を選ぶ商品です。

ですが、コンセントがない場所への設置や天井付にしてテーブル上を占有させないニーズにはぴったりです。こういうニッチな商品が発売されるところにエンターテイメント性を大切にするSONYらしさを感じます。

作業用の照明器具がふたつありましたので、そこに取り付けました。

糸鋸などの手元を照らす作業で使いつつ、音楽も流せます。何よりコンセントの数を消費しませんから、工作機器を繋いでおけます。

色や光量の変化も楽しめるようですから、リビングにも良さそうですね。まったり趣味の時間を過ごす際に天井から微かに聞こえるBGM。まるでカフェにいるような気分も味わえそうですよ。

しばらくことラボで使っています。
興味があれば、どうぞお越しください。(事前連絡が必要です)

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