すこしずつ、でも一歩ずつ

まなびあい愉会くらぶ(まなびあい)への参加者のことです。

少しずつ増えています。本当に、亀の歩み程度ですが。
でも、一歩ずつ前に向いて進んでいるんだと感じます。
何にもないところからスタートして、先日はホームページを見た方から勉強会への参加希望を頂きました。

正式な登録はまだですが、一般の方で希望者も数名いらっしゃって、うれしい限りです。
美術を通した活動で子どもたちを育む、そんな中で子どもたちの笑顔に出会う、それも含めて自分磨きになる、素敵な流れです。

クリアすべき課題もいろいろあります。
でも、これまで美術は堅苦しくって難しいものという認識の人たちが、気楽に愉しめることなのだと感じてもらえたら。。。
家で新聞紙をくしゃくしゃにしても「これは何をしたかったのだろう」と、一歩引いたところでこどもを見つめてくれるのではないでしょうか。
そしてその視点で子どもへ問いかけると、喜んでいろいろ話してくれるものです。

まあ「はよ、片付けせんか!」と叫んでしまう気持ちも分かりますが(笑)。

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市美ワークショップ 演劇

12月17日(土)。市美ワークショップをのぞきました。
今回の講師はカミイケタクヤ氏。集まった子どもたちとサンタさんの人間像を話し合って、それにそった舞台の構成物を作り、その子どもたちのイメージしたサンタさんを即興演劇で披露する、というものでした。

時間的にゆったりとしていたために、子どもたちは少々エネルギーを持て余している様子もありました。でも、全体的には時間に拘束されないまったりとした一日を過ごせたのではないでしょうか。作業の合間を時間で埋めなくてはいけないワークショップもありますから、そのときの過ごし方も考える必要があるのでしょうね。いい発見でした。

みんなで作り出した一つの形。
ひとつの「全体」の中で、自分が果たす役割の「部分」。
ワークショップは個人作品だけに終わらないものだと再認識できました。
前回の映像ワークショップも、午前はみんなで一つの映像をつくりあげました。
「つながり」を伝える方法として、考えを深めようと感じました。

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芸術士のいる保育所 報告展

芸術士のいる保育所、とは、高松市が全国で初めての試みとして進めている活動です。NPO法人アーキペラゴが、芸術士事務局を設けて派遣事業を行っています。
13日から18日まで、高松市美術館1F市民ギャラリーで報告展を行っていましたのでのぞいてきました。

古くは戦後のイタリアのレッジョエミリアで行われていた幼児教育。芸術の力を使ってこどもたちを伸ばそう、というものです。この思想にはとても共感できます。
ちょっと前には京都で「驚くべき学びの世界 in京都」が開催されていました。
(関連書籍はワタリウム美術館でも、アマゾンでも取り扱われています)


小さな展示場。さすがは芸術士のみなさんの手によるものです。展示構成が非常に洗練されています。来場者には高松市長の署名もありました。

どんなテーマで、どんな素材を使って、どんなものが出来上がったかが一目で分かります。

展示場に訪れる親子が多かったです。関心をもっている方の多さを感じます。

なにより微笑ましいのは、写真に写るこどもたちひとりひとりの笑顔。
力いっぱい表現できて満足そうな表情、何かを見つけて真剣に見つめる表情、どうしようかと工夫をひねり出そうそしている表情。

この笑顔がすべてを物語っていると思います。
造形活動はこどもの心を無心にして、愉しませてくれます。
そこには観察、想像、発見、工夫があります。
「生きる力」に必要な力をつけるトレーニングを、いちいち説明をしなくても実現しています。 これはすばらしいことです。

こういった地道な活動が、全国に広がっていくことを願ってやみません。
芸術士のみなさん、これからもこどもたちのために精力的な活動をお願いします。

事務局の方と少しお話をしました。たくさんの苦労の中で実現してきた様子が伝わってきました。こういった人たちと「つながって」いけることを誇りに思います。

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やはり設定は難しい。。。

今回導入したFAX複合機。
最近は当たり前なのでしょうが、受信をメールで知らせる機能があります。
常時機械の前にいる訳ではないので、この機能があればとても便利です。

そこで、「メール設定」というものを朝からずっと触っていましたが、メールサーバにつながりません。あれやこれやと設定を変更しながら試していても、うんともすんともいわないのです。

最近はメールサーバもスパム対策で複雑になっているからかなあ。。。と思いつつ作業を始めて夕方近くなって気づきました。原因はDNSの未設定。

デフォルトゲートウェイ(インターネット上での「家の出入り口」)は設定したのですが、パソコンって通常そこまで設定しなくても自動でやってくれます。ちなみにDNSというのは、インターネットの中で迷わないように宛先を管理しているインターネット上の場所(住所)です。何度も書きますが、パソコンでは自動で設定される部分です。

まあ、本当に不毛な時間です。
でも解決できて良かった。
と思いきや、テストで自宅からFAX送信しても受信完了メールが返ってきません。

うーん、やっぱり機器の設定って難しい。。。

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複合機を設置しました

6月の設立完了以来、ようやくFAXを受け付けられます。
母屋も工事が予定していましたので、土埃を避ける意味で先延ばしにしていたのです。
今回、エアコンの配管を使って仮導入をすませました。
今日は午後から、電気屋さんが複合機を設置に来てくれました。

OKIの複合機です。
プリンタメーカーですから、複合機としての使い勝手は今ひとつらしいです。
ネットワークプリンタとしても、ネットワークスキャナとしても使えます。
(Macからは使いにくそうです。。印刷も10.6.8は変なメッセージが出ますし。。)

価格的にもずいぶん経済的。使用頻度にムラがあるので、メンテナンス契約を結んで枚数をカウンタで管理する方式よりも経済的と教わりました。

きっとこれから「まなびあい愉会くらぶ」等の受付に役立つことでしょう。
どうぞよろしく!

※新しいカテゴリー『事務局だより』を設定しました。
事務的なお話はここに掲載します。

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仮コンテナ設置

事業所となる母屋を改修するためには、現在農場で使っている道具類を片付ける場所が必要です。堆肥などは野外で十分ですが、網やポット、トレーのような軽いもの、金属でできている農具類、オイルやガソリンなどは野外に放置する訳にはいきません。

ということで、コンテナを借りて設置しています。
いい加減に詰め込んでいますからあまり入っていませんが、ちゃんと整理すればたくさん入るもののようですね。寸法だけ見た時はこれで大丈夫かなあと思ったんですけど、収納して行くとだんだん収まってきて余裕があるくらいでした。


この大きさ、この重さなら冬場の強風でも大丈夫!?
これが倒れるようなことがあれば危険だなあ(汗)
残念だったのは、耕耘機が入らないこと。仕方ないのでブルーシートでくるんでいます。

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丸裸になりました

といっても、母屋のこと。


裸にしてわかりましたが、結構土台が傷んでいます。
風の強い所でもありますし、業者の会話を聞くと不安になります。
長年放置していたためか、シロアリの被害がかなりありますし、なんとマムシ?の棲家ともなっていたようで、10数匹の蛇がいたようです。

とはいえ柱だけになると、新しい図面のイメージが組み立てやすくなります。
現況のイメージがあると、どうしてもそれに引っ張られてしまいますから。
ああ、ここが展示兼作業場かあ。ここがカフェスペースになる台所かあ、など。
これからどう変わって行くのか楽しみではありますが、強風が吹くので崩れないことを祈るばかりです。。。

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皆既月食でした

撮影は2011年12月10日午後11時です。

雲が時折かかるものの、空気が澄んでいて夜空がきれいでした。
三脚なしでの撮影でしたのでぼんやりとしていますが、さすがは一眼デジカメ。
ちょっと修正するとそれらしく?なりました。

さすがにずーっと観測する気力はありませんが、自然の神秘を感じたひとときでした。

追記;教え子が皆既状態の写真を送ってくれました。
ありがとう!

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市美ワークショップ

12月10日(土)。高松市美術館で行われた今回のワークショップは作家のGABOMIさんと市美スタッフの手によるもの。
参加の小学生は12名。
デジタルカメラでコマを撮影し、ひとつにつなげて映像に仕上げるもの。
もうひとつは帽子づくり。
帽子の形は山高帽。そこに参加者の小学生が準備した写真と当日撮影した写真を組み合わせて、帽子という限られた場所にそれぞれの思いを作り上げるというワークショップでした。
最後にお茶会として、自分たちで飲み物やケーキを並べて感想を述べ合い、映像の完成品を迎えにきた保護者の方たちといっしょに鑑賞。

午前は参加者全員で作り上げる時間と空間のワークショップ、午後はそれぞれのイメージをもとに形を作り上げるワークショップ、最後は再び参加者全員で同じ時間を共有するお茶会。それぞれにテーマが異なっているにも関わらず、子どもたちにはそれを意識させることなく過ごさせる工夫がありました。

限られた時間で内容も多く、かなりハードな内容だったと思いますが、こどもたちにとって、とてもすてきな時間だったに違いありません。

教育的な立場だと、どうしても「なぜ。。なのか」という問いかけをしてしまいます。例えば「なぜ帽子の形は決められているのか」とか。そこには明らかに実施者の意図が含まれています。こどもにとって帽子は山高帽でなければならない必然性はありません。
しかし、ねらいは帽子の形ではなく、デコレートされる構想部分です。
限られた時間で「何をさせるか」は、実施者の意図でありねらいです。これは目的と呼ぶべきものです。
配置や大きさに、こどもの思いを表現させるための声かけが必要となります。これが手段となります。

目的に対して必要な手段を講じることはわかります。でも果たして、ワークショップで声かけのレベルにまで踏み込んで考えるべきなのか、という疑問もわきました。一期一会な関係が基本のワークショップで、さらに教育的立場での経験のない人がそれを行うのは無理があります。そういった意味で、今回のワークショップはとても刺激がありましたし、自分の中でまだまだ考えないといけない部分が見つかりました。

ここの準備をしてきたGABIMIさんをはじめスタッフのみなさん、 ボランティアのみなさん、本当におつかれさまでした。またひとつ、勉強になりました。

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これも「くりかえし」

気がつけば、片付けていない扇風機の上に「ふきだし」が。。。

イベントの影響ですね(笑)。イベントに参加された家庭でも、こういったことをやらせてもらえることを願っています。そうやって「繰り返し」て、イメージを膨らませる練習を積めば、きっと他者の気持ちも考えられるようになるのだと信じています。

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