人を支える「こと」1

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生活しているといろんな「こと」が起こります。

へそ思考で見つめると、ことの起こりは「こころ、出来事、仕組み」の3つが基本となります。
「ものを買う」「ものをつくる」も、ことづくりの視点から見れば「こと」です。買うもつくるも、意図などの必要性があってのことです。
その必要性は、心情や状況や構造などからつながっていますし、その関係性である空想や理念や機能からも見つめられます。

ことづくりの考え方では1人の人格は最大限尊重される存在です。ともにスタイルが全体主義でないというのも、この考えからです。

そうなると、当然ながら最後の最後まで自身を支えられるのは私ではなく各個人の力に依ります。
なにしろ「答えは常にあなたの中にある」のですから。

見守るために「こころ」で柔らかく包み込んだつもりでいても、時としてそれは冷たいと感じさせることもあります。具体的な言葉で励ます「出来事」など、不安感を払拭して確信感をもてる包容への願いをもった人などです。

個対個の関係性の中では、どちらかがこれ以上は難しいとか悩ましいとかと感じたり考えたりすると、その時点で応じることができなくなります。

そんな状況になった時、ことづくりは考え方を伝えることはできても、人自体を支えているわけでもなく、ただ、人の考え方を支えているだけ、です。それはものづくりも同じです。どこから何をどのように「受け取る」か。という関わり方自体はあなた自身の想いに委ねられているのです。その場合に登場する「受け入れると受け止める」の話も、後日掲載しますのでご覧ください。

依って立つ、ことの意味。
支え合うことはできるけど、一方的に支え続ける事もできません。
ともに、の意義とはお互いの想いが共通了解のレベルにないとなかなか難しいようですね。

見えていない、もしくは見ようとしていないところからでも、誰かにどこかで支えられていますし。

なんだか、どこか宗教的な意味合いの話になってきましたね。でも本質的なところが繋がっていることは確かなのです。
それはへそ思考が「世界のとらえ方」を示しているからに他なりません。

続きはまた。

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