10数年も放置されていた畑ですから、茅やすすきなどと並んでヤブカラシの根も張りめぐらされています。これを取り除くのは非常に困難と言われています。それを身をもって経験しました。
とにかく生命力が旺盛です。もう枯れているのかと思う根から、それもほんのちょっとのかけらからでも芽が出ます。地面を突き破り、ぐっと茎を伸ばし、気づいたときには数十センチの大きさに成長していることも。
その茎をつかんで抜いていて、はじめて知りました。
黒い幼虫がいるのです。
お尻に長い1本の針をもった幼虫がいます。
時に大きく成長しているものもいます。
調べてみると「セスジスズメ」という蛾の幼虫でした。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/020926a1.html
自然のたくましさを知ると同時に、人が作物を管理する難しさも実感します。