MIMOCAの教材づくりに参加

LINEで送る

12月25日(日)。閉館中のミモカで、鑑賞の会という教材研究の集まりがありました。時々参加させていただきますが、今回は神戸からいらっしゃった先生もありました。

今日は猪熊弦一郎の大型図版を作るための作品選び。すでに選ばれていた作品以外からもピックアップできるものはないか、どういう視点でアプローチするかなどの意見の交換がありました。そんな中、学芸員さんのように実物の作品に触れたことのある人と、図録でしか見たことのない私のような者とでは感じ方が違うことを改めて感じました。
図版を見て、その大きさや表面の様子などの雰囲気を思い出すのです。
そうすると、図版で見せるよりも実物を見せた方がより効果的な鑑賞ができる作品というのも見つかります。やはり、選ぶ際にはそこまでしっかり考慮したものであるべきなんだと思いました。

なによりこういった資料を作っても、活用される場がないと意味がありません。そこは図工部会の先生が参加をしている強みです。生徒の感じ方や反応の善し悪しなど、実際に授業で行った感想が出てきます。

すばらしい「つながり」です。
この輪が、もっとたくさんの人の参加で広く太く、そして深く根付いていって、こどもたちのために活躍されることを願っています。

カテゴリー: まなびあい パーマリンク