へそ思考のモノ対応版

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へそ思考はコトを見つめるために考案した思考の原理です。

様々な状態をビジュアル化しますので、これを応用すればモノにも対応できます。今回はその手法を簡単にお話ししましょう。

例えば新しい乗用車が欲しいとすれば、その車を「対象」として図の中心に代入します。

すると、欲しがる心情や態度、求めて狙う出来事、欲しい根拠に分けて、自分なりににその欲求を俯瞰するコトができます。

周囲に配置されるのは作用(期待したい状態など)です。

あなたの気持ちを言語化してくれますので改めて自分と向き合い、本当に必要か、どのくらいの頻度で利用するのか、費用対効果があるのかなどを検討するきっかけにもなります。

もっと深みを見つめたければ、その際に見つけた作用を中央に「引き寄せ(作用を対象化させ)」て、その3領域を見つめましょう。

夫婦でこれをやってみるのも良いでしょう。そうするとお互いに共通する部分と差異のある部分が明確になってきます。

欲しいか欲しくないかの議論は感情論です。感情論でぶつかり合うと、解決はなかなかに困難ですが、共通項と差異がわかれば、あとは「度合い」ですから、その部分のみに議論を深めて決定させればいいのです。

違いはあれど、こちらの度合いを大きくして採用する、という考え方です。

共通項が図れない場合にはこの「度合い」という考え方が大事になってきますが、これはこれ自身で完結しません。他の要素で相殺することも可能ですし、他の方法が思いつく場合もあります。

保留してしのげない場合に役立つ、度合いの要素も覚えておくと便利ですよ。

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