〇じぶん時間のタイミング
さて、今回は「おひとりさま」というコトをどのタイミングでとるのが良いでしょうか、というお話です。
朝はしっかり
昼はぼうっと
夜はまったり
というのはどうでしょうか。
というのも、朝はこれからの始まりですから、今日1日の流れをイメージして、タイムテーブルや課題解決の方法を練ることで頭をフル回転させても大丈夫です。
昼はお仕事等疲れてきてるところですから、息抜きが必要です。無心になって、頭を休めるために緑や水、空など自然の触れてぼーっとするのが午後からの活力持続に良さそうですね。
夜は質の良い睡眠時間をしっかり確保することが大事ですから1日を振り返ることも必要でしょうが、あまり力み過ぎずに俯瞰することを心掛けてみましょう。
〇遺伝子レベルのお話
先日某テレビ番組では、テロメアの長さを長く保つためにはネガティヴ思考などでストレスを溜め込まないことが大事だと言っていました。
テロメアとは、生命の長さを決定する遺伝子のひとつの因子だそうです。それがストレスを溜めると短くなってしまうのだそうです。
そこで取り上げられていたテロメアを短くしない方法として、呼吸を見つめることを推奨していました。
これは自分の内を見つめつつ、単一のことに意識を向けることで無心になるためのひとつの方法です。
こころのモヤモヤを、呼吸を見つめる出来事を通して、心身を落ち着かせる仕組みがそこにはあります。
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私には、テロメアなんて遺伝子の専門的なことはわかりませんが、心を落ち着かせて無心になることでこころが解放されることを経験的に知っています。
陸上トラックをひたすら無心で走ったり、プラモデルをつくったりするような活動でも良いですし、海辺で波の音を聞いたり、木陰から遠景の山々を眺めたりするような自然の中に身を置く状況をつくったりすることで、こころがすっきりすることがあります。
そのこと「だけ」を考えている上に、そのことには課題や展開などがありませんから、不安や焦燥などに振り回されることがありませんからね。
目の前に突きつけられた諸問題や条件などについて、今考えていることが正解かとか、実現可能かなんて本人にもわかりません。
未来志向へつなぐのは他ならぬあなた自身なのですから、自分と周囲との関係性をじっくり見つめて、どんなかたちづくりをすれば良いかを実践し続けること。
いろんな想いも込めて、じぶん時間を大切にしてみてはいかがでしょうか。