道筋・課題・時間の関わり

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普段の何気ない生活にも、数多くの情報や条件、選択肢などが待ち構えています。
通常はそれほど意識して考えてはいないでしょうし、考える必要性も低いことがほとんどでしょうが、自覚的に見つめてみると、新たな気づきやきっかけを得ることもあります。

今回はそのお話です。

モノやコトには必ずといって良いほど物語が付随します。別の言い方をすれば、「筋道」があってその一瞬を切り取ることが可能です。
まずはそれがひとつめです。

◯道筋を立てること。
これは過程(プロセス)を考える上での骨格となります。一連の動きが関係性の途切れなく、確実に進みたい方向に進めていくための態度とともにやりたいことをリストアップし、計画性をもって活動する態度です。

◯課題を想定すること。
これは具体的な問題に対処できるようにすることです。想定問答集のような、課題を解決するにあたっていろんな困難が待ち構えている際に、どのように対処するかといった具体的な事案に取り組む姿勢をかたちに表す態度です。

すごろくを例にすれば、筋道とはスタートからゴールに至る道のりです。ぐるっと渦を描いたり、寄り道があったり,枝分かれしたりしても、最後はちゃんとゴールに向かう,あのコースです。
課題とはサイコロを振ったときに止まるマス目です。そこにはいろんなラッキーもありますし、難関が待ち受けていたりします。スタートに引き戻されることもあります。

一回休みなどがあっても、少なくともそのゲームからは引きずり降ろされることはありません。そこから逃れる(離脱する)ことは想定されていません。関わりを断ち切ることができないという前提に立っています。

この2つはコトを進めるにあたってとても大切な要素ですが、もうひとつあります。

それは
◯所要時間を読むこと
です。

先程のすごろくの例では、一回休みとは前に進みたいけど進ませないといった風に、プレイヤーの時間を縛っています。
どんな課題がどのくらいの時間を必要とするかを把握しておくことは、全体のプロセスを通底する重要な要素です。この世界は時間だけは逆戻り出来ませんからね。

さて、やりたいことの全体を把握するためにはどこから取り掛かっても良いのですが、
・全体の流れ
・出会う困難
・かかる時間
この3領域を自覚して、しっかり見つめること。

いくら考えておいても想定外も起きるという前提で困難に備えること。

うまくいくとき。たいていは何も考える必要がありません。
うまくいかないとき。
何を見つめているか、広い視野で俯瞰することも大切です。

今以上に、これからの事態をより具体的な視野で見つめることも大切です。その際にこの3つを見つめているかどうかを考えてみてくださいね。

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