「園」のもつ魅力

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園っていう言葉って、どういうかたちがあるのでしょうか。
まずは、いつものようにさらっとネット検索してみました。

「その」:古代の菜園地。宅地に付属した畠地で野菜のほかに桑,漆を植えることが定められていたが,免租地であった。令制下,宮中では園池司 (そのいけのつかさ) をおいた。中世荘園では畔 (くろ) とも称せられた。

「えん」:
1. かきねをして果樹を植えた畑。また、菜・花・薬草などを植えたひとくぎりの地。 「園芸・田園・荘園(しょうえん)・菜園・薬園・農園・梅園」

2. 《名・造》作った庭。遊楽用の庭。人々が集まって楽しむ場所。また、児童・生徒などを集めて教育するための施設、学校。「苑」に通ずる。 「園の経営」

苑:
1. かこいをして鳥獣を飼うところ。また、草木を植えた畑・庭。庭園。 「御苑・禁苑・神苑・遊苑・薬苑・鹿野苑(ろくやおん)」
2. 文筆家・芸能家の世界。
「文苑・芸苑」

なるほど〜です。
囲いをして人が集まる場所をつくったりや集めて教育したりしる場所などの意味は、自産自消の農業やことづくりから生活をみつめるための研修などを目的にする、ことづくりの3つのスタイルに近いかたちに思えてきました。
<参考資料>
園について
苑について

その中で気になった関連用語を英語に直してみました。

庭園 garden
公園 park
菜園 Vegetable garden
農園 Plantation
遊園 Amusement
田園 Countryside
園庭 Playground
園舎 Garden building

動物園や遊園地、幼稚園など、園というと小さな子供達が集ったり遊んだり学んだりする場所という印象がありましたが、それだけではなかったんですね。

もう少し、ことづくりと園との共通項を探ってみたいなと感じました。そして、園という言葉がもつかたちを活かせる方法を見つめようと思います。

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