漠然と、ちょっとした日常にちょっとだけ変化をつくろうと思うと、何をどうしたら良いか悩むことが多いのではないでしょうか。
食卓の彩りもそう。
特に変わったことをしなくても、考え方を少し変えるだけで楽しみが広がります。
そのためには、時間をかけたいことと、時間をかけないで済むことのバランスが必要です。このところ不便と益という組み合わせの話がよく登場しましたが、今回ご紹介するプランターも時間をかけても、時間をかけないでも楽しめますので、ぜひご一考ください。
・大きなプランターでガサッと育てる
サニーレタスの種は一袋購入すると、普通の家庭では使いきれないほどの量があります。
ですから溝を作って綺麗に「すじまき」せずに、バラバラっと「ばらまき」にします。あとは毎日水やりと週に一回ほどの液肥(100円ショップにもありますよ)を与えるだけです。これからの季節は直射日光を避けて、午前中だけ日が当たるなどの場所が良いでしょう。
写真は3月下旬に蒔いたサニーレタスです。
昨日は間引き菜をサラダに使いました。
・ポットで育てる
こちらはシードと呼ばれる、化成肥料と種数個をパチンコ玉よりも一回り小さなかたちにまとめた種のかたまりを使います。
100円ショップの植木鉢に野菜用培養土を入れて、あとはプランターと同じように育てます。
こちらは大きくなってくるとダイニングテーブルに載せて彩りを楽しみながら必要な量を食べる、ということに使えます。
これからの季節は露地栽培だと虫に食べられることが多いので、省力化には室内が良いでしょう。時間をかけることができるならネットを被せる方法もあります。
どちらもお店で買えば簡単に手に入る野菜ですが、その野菜を育てるコト、つまりそこに込めることのできる「こころ」や過程を楽しみながら、単に食べるだけでなく、いろんなコトを起こすきっかけづくりとして、ぜひプランター栽培にチャレンジしてみてください。お手伝いしますよ。