ことづくりは「こと」のかたちをつくること。
かたちづくりという点では、ものづくりもことづくりも同じです。かたちについては後日に送りましょう。
さて、このブログ記事内には、コトコトといろんなところにコトが登場しますが、「こと」ってなんでしょう?
実はそう考えると「対象化」されてしまって「モノ」化するんです。
モノは静的(スタティック)な状態。
コトは動的(ダイナミック)な状態。
こう考えた方がよい場面が多く現れます。
難しいお話ですが、ことづくりとは動的な状態をつくる、ひとつのかたちづくりの方法です。
ですから答えはありません。
見つけた時点で、すでに別の要因などが重なり、起こり、変容し続けるからです。
ですからこういった状態を、私は「作用」と呼ぶようにしています。
作用ですら「作用とは?」という問いで固定化して動きを止めるので、その時点でモノ化してしまいます。
ですから、ことづくりでは常に「見つめる」と表記するように心がけています。
動き続けるその一時点を見つめて未来志向の思考法へと導く。
それがことづくり生活です。
難しく言うとこうなりますが、何より自分と周りを楽しみ、楽しませ、様々な関わりの中で豊かな日常を送ることが大切ですよね。