構想から1年あまり。ようやく「ちょびっとコンテスト」が動き始めました。
このコンテストは、生活の中でちょっと視点を変えたり、工夫したりすることで、生活をより豊かにできる「美術を通した活動」を実際に体験してもらうことが目的です。
さらに、今回は「ことづくり」がキーワードになっています。
これまでいくつかのワークショップで感じていた、ただ「もの」をつくることで終わってしまう活動に物足りなさを感じつつ、それが何ががはっきりわからない状態が続いていました。それを今回は、
1 こどもから、もっとこうしたい!という工夫を「引き出す」しかけ。
2 「ことづくり」となるような多様な創造へ向かうきっかけのしかけ。
3 活動した内容を「語りたくなる」状況と、語れる場のしかけ。
という3つのポイントに絞って、実行委員会形式で実施する運びとなりました。
詳しくはホームページを作りましたのでご覧ください。
ちなみに、ワークショップには人数と年齢に制限がありますが、作品応募は制限がありません。極端な話、全国どこからでも、いくつの方でも応募できます。
また、このコンテストは教科教育の観点から作品を見つめることを目的のひとつとしておりますので、その観点から評価して頂ける方を審査員にお迎えしました。
さらに人材も予算もきりきりで実施していますので、ご呈示できる賞金はありません。
果たしてどんな結果を迎えるか、不安がいっぱいですが、とりあえずスタートしたからには一区切りとなる審査終了まで乗り切る覚悟でやるだけです。
途中経過をときどきこのブログでも報告したいと考えておりますのでよろしくです。