教師の役割について以前から言われていることですが、ある場所で久しぶりにこの問いかけがありました。そのことに触れてみたいと思います。
・教える(教授・指導)
・支える(支援・補助)
・見守る(継続・経験)
という3つがあると言われています。
教えるのは、知識の伝授であったり、技術の指導であったり。指導者がこれまでに蓄積した知識が必要です。支えるのは、基本的に活動者の動きに合わせた助言です。見守るのは、特に口を挟まずにこどもの活動を理解して、その先にあるものを指導者が想起することで必要な助言や指導につなげていくものです。
。。。おわかりでしょうか。
実はこれは教育に限られたことではないのです。
教師の立場を親や地域の人々、指導者に変えても十分に通用します。
ビジネスの世界で、部下を抱える人たちにも通用します。
人として平等であることと、経験を伝え育てていくことを混同している親をときどき見かけます。親であり大人である人がすべきこと。それは今の立ち位置がどちらかを判断し、指導者であり、学習者でありを繰り返すことで自分を磨いていくことではないでしょうか。
そのために、まなびあいの会があります。そこでゆるやかに関わりあって、まなびあい、新しい「つながり」から世界観が広がることを願っています。