高校生ぐらいの頃、女性には五種類の涙があると聞きました。
悲しい(ペットが死んだ:悲哀)
嬉しい(試合で優勝した:感激)
悔しい(馬鹿にされた:憤怒)
納得を迫る(分かって欲しい:籠絡)
気持ち良い(快感〜)
だったでしょうか。
ちなみに男には2種類で悲哀と感激ぐらいとのこと。
涙を流した後は男より女の方がけろっとしているという話も聞き、これも結構衝撃でした。
特に興味深かったのは、女性が涙を流すのは「気持ち良さを求めて」というフレーズでした。
当時、ヘェ〜そんなものかなぁと思いながらも、なんだか判る気もしました。
かなり古い話で、出展も正確さも何もわかりません。
まぁ正しいかどうかは別にして、これは「こころ」に起因することですが、これらをひとつにまとめると「仕組み」となります。
つまり「涙を流す」という「出来事」があっても、想定される心の様子や心理的な「仕組み」などは分析をする側の解釈によって変わるのです。
ただ、こういう何気ない日常のちょっとした話題を取り上げて、へそ思考のすべての項目に該当する内容を探るのは行わないほうが無難でしょう。
何より気持ちが疲れますし、解析できたところで新しい発見につながらないかも知れませんし。
該当することが見つからなくても、「さて、何がが入るかなぁ」ぐらいで保留しておくのがちょうど良い気がします。
ネットをちょっとググると、女性の涙には○種類ある、なんて書いているブログなどの記事は意外と多く見つかるでしょう。
残念ながら、明らかな根拠が示されていることはほとんどありません。つまりは記事を書いている方の主観的判断に基づいているということでしょう。
それでも何も問題ありません。
なぜなら、相手の「こころ」がそこに現れているだけなのですから。
そこに無理やり共通項を探して仕組みという枠組みをはめ込んでも、おそらく何も解決しないでしょう。
感情という「こころ」が、心理という「仕組みが」邪魔という「出来事」を生むからです。
ここは気楽に「いろんな解釈があって面白いね」ぐらいで楽しみましょうね。