怒濤の3日連続行事が無事終了しました。
金曜夜は「ことづくり夜会」※
土曜朝は「菜園デイ」※
土曜夜は「まなびあい懇親会」
日曜昼は「まなびあい勉強会」
日曜夕は「ブロンズ像開封の義」※
どれも「隠れ家」で実施しました。
※は「ゆかいスタイルのイベント」です。
懇親会での調理や、日曜の勉強会講師には施設にて宿泊頂くことなど、今回初めての取り組みも、協力者に支えられて無事「かたち」づくることができました。
参加者、スタッフの皆さん。ありがとうございました!
とても濃厚な週末でした(^_^)
それぞれの職種、年齢、立場の違う参加者同士ですから、集まったそれぞれがやること、できることが違います。自分の良さを生かし、相手との関わり方を考え、それを実行に移すことは「ことづくり」の大変なところでもありますが、終わった時にはより大きな達成感を手に入れることにもつながります。
日曜昼に実施した勉強会には、聖徳大学の奥村高明先生をお招きして、美術品とはそもそも何かというお話から、作品等にどのように関わっていけば良いかのきっかけとして、アートカードを用いた「対話による鑑賞」の体験が行われました。そして終了間際には、参加者からの差し入れのスイカを食べながら質疑応答の時間を取りました。
そして夕方は、この春に阿部鉄太郎先生によるアートインレジデンス実施の際に作成した数々のアイテムが再構成されて、作品に付加されたブロンズ像を木箱から取り出す作業を行いました。
今回は「まなびあい」、「ゆかいスタイル」の二つの活動が互いに交錯し合っていました。その共通点は「もっと良い方法や考え方があるのではないか?」という探究心です。
別の言い方をすれば、自信に満ちている、もしくは強い価値観をもつ人たちの参加はほとんどありません。でも不安で一杯、ではありません。程良い葛藤へのバランス感覚を上手におもちです。
みなさんとお話をしていると、常に現状よりも更により良い方向(志向性)を求めて、試行錯誤している姿勢を感じます。
誰かの知恵で解決したいわけでもなく、誰かに導いて欲しいわけでもなく、最後は自分で解決すべきことをご存じの方々です。
「ことづくり」の基本姿勢には「向き合う」があります。
これは一言で言うと簡単ですが、実践するのは結構骨が折れます。
難しく言うと「関係性を自覚して構築すること」です。
特に自分自身と向き合うことが一番の難題です。
だからこそ、それぞれが「ことづくり」を実践している姿はとても素敵に見えます。
今回残念ながら参加を逃してしまった方も、自分を大切にする「ことづくり」をいっしょに考えてみませんか?
お待ちしております!