6月9日(日)13:00からちょびっとコンテストの作品審査を行いました。
今回の応募は消しゴムを使った創作のアイデアを募集したものでしたが、極力これまでのコンテスト形式の問題点を排除していった結果、わかりにくさもあって、盛況とはいえない状況でした。たとえば賞金を決めて、募集作品から最優秀を選ぶのは控えようとか、審査員から応募作品の傾向を分析するような応募ができないように考えようなどでした。
とはいえ、ワークショップは盛況で、参加してくれたこどもたちも十分に満足できたと感じています。
作品点数は少ないとはいえ、どこに審査のポイントを置くか、などから議論が始まり、ずいぶんと熱のこもった討議となりました。
審査に当たってワークショップで行われた実際の様子をビデオで見てもらいましたが、この作業も当日を知らない審査員にとってはとても重要で、子どもの動きがよくわかり、それを元にした審査の言葉も選ばれていきました。
>審査に参加して頂いた方(順不同。敬称略)<
・岡山大学大学院教科教育学准教授 大橋功
・環太平洋大学次世代教育学部教授 村上尚徳
・元丸亀市猪熊現代美術館館長、当財団理事 東山正章
・芸術士(ミカタの先生) 村井知之
・芸術士(ミカタの先生) しらさわちさと
・事務局 多田俊二郎
作品全てに短いコメントですが、審査員で考えました。
応募者には個別にお送りしますので今しばらくお待ちくださいね。
なお、「旅する消しゴム」については、作品タイトルに当たるような、一言で作品を表すことができる短いコメントを考えましたので、そちらをここに掲載します。
Mりさ さん「二人はなかよし」
Yたくや さん「パンが食べたいなあ」
Mかいと さん「かくれんぼ名人」
Mりくと さん「冒険の旅」
Oはるな さん「ウィンドーショッピング」
Mしょうご さん「名カメラマン」
Nみずき さん「それぞれの旅」
Mかんな さん「はらはらどきどき、さいごにホッ」
Yともひろ さん「書きゴム?」
Kたつや さん「みえたみえた」
Hゆうか さん「波瀾万丈の旅」
とってもすてきな作品でした。これからもいろんな場所、いろんなモノを使っていろんな「こと」を愉しんでくださいね。