千葉・東京へ

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千葉へはまなびあい勉強会の講師である神野先生を訪ねました。
ありがたいことに、この機会で千葉大学の院生や学生に私が考えている話をさせて頂く機会を得て、昨日は16:30から18:00過ぎまで、神野先生の授業の中で時間を頂いて話をしました。

結論としてはとても有意義な時間を過ごすことができました。

そのあと、先生と院生といっしょに大学そばの居酒屋さんで飲みました。
聞くところによると、千葉大と岡山大とはつながりがあるとか。
不思議な縁に導かれたのでしょうか。

さらに千葉大学のゲストハウスをご提供頂き、感謝です。
大学にこのような施設があるとは知りませんでした。確かに、大学の関係でお招きしたゲストを招待する場所というのはあってもおかしくないですよね。
英字新聞なんかが置いてあって、ここを訪れる人がどのような人なのかが推測されます。

基本的には「ことづくり」の話をさせて頂きました。
「もの」と「こと」の関係は、考えれば考えるほど、美術が美術として理解してもらうためには絶対必要不可欠な要素だと感じるようになりました。

それを無視した「もの」を展示するだけの美術にますます違和感を感じます。
それを言うと「こと」だけが美術にとって大事なのか?と極論を述べる人もいます。でも、そういう人は本気で美術を考えているのでしょうか?

私は多様性とバランス感覚が美術の大切な要素だと考えています。
理解はできても容認はできない、というのも大切なことです。
アートだから、なんでも受け入れる必要はないのです。それはわかる、でも俺はそれは許せない、といってもいいのが美術の世界です。
でもなぜか、なんでもかんでも「受け入れ」なくてはいけないと思っている人たちが多いのです。自身が真剣に考えた結果、どう考えても許せないのは許せないと言っていいのです。

そこで大切になってくるのが「ことづくり」です。
「もの」だけに頼らない、「こと」で終わりにならない、そういったぐるぐる回る持続的な関連を大切にしたいと思っています。

その方面で実践と理論を構築されている神野先生のお話を6月に伺うことができる機会をつくれたこと。これは神野先生が「まなびあい」をわかってくださったことが重要な意味をもつのではないかと感じます。

まだまだ参加者募集中です。
この機会にぜひ勉強会にご参加くださいね。

そして今日はラファエロ展、秋葉原、新宿のアップルストアを経て宿泊先へ。
明日は六本木界隈(国立新美術館、森美術館、サントリー美術館とミッドタウンなど)をうろうろしてみようと思っています。(^^)/

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