新しいファイルサーバ

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先日から原因不明の停止状態だった我が家のサーバ。
もともとはCeleronというCPUでスタートしたWindows Server 2003 だったのですが、途中AtomというCPUのコンピュータに更新して、それでも同じOSを使ってきたのですが、とうとう寿命なのでしょうか。。。

来年は2013年。OSの年齢が最も長いのがWindows XP ですが、サーバOSとしても十分に使い込みました。外部に公開できるWebサーバとして運用できるのも魅力で、さまざまなサイトを運用したものです。

いろんな思い出の詰まったコンピュータですが、ここ数年は外部への公開を中止して、自宅の大切なファイルサーバとして使ってきました。
問題はデータが生き残っているかどうかですが。

さて、本体の大きさは高さ26cm、幅21cm、奥行25cm程度。これをパーツ屋さんで買ってきてDIYで組み立てるとなると大変。完成品のありがたさです。

今回は末永く使う目的のための安定志向。
ヒューレットパッカード(HP)のマイクロサーバというコンピュータを手に入れました。処理能力は低いようです。
メモリ2GB、ハードディスク250GB付きで15000円程度。
OSにはWindows Home Server 2011を購入。メモリは8GBに入れ替えました。

今回はサーバ、OS、HDDも全てAMAZONで購入。

小さな筐体に高密度でユニット化されたシステム。
ここに3TBのハードディスクを4つ。これをRAID5運用します。
RAIDというのはデータを守るための仕組みです。3台構成の場合、1台が壊れても残り2台が同時に壊れない限りデータを失わずにすみます。ただし保存できる容量はディスク1つ分少なくなります。

<容量は3TB×3(RAID5のため、6TB)、バックアップ用3TB>
この容量で何するの??? と聞かれますが、映像(特にテレビ番組の録画)を保存しています。美の巨人たちやそのとき歴史が動いたなどの教養番組が主ですが。

結論としては、設定しやすく、初心者にも扱いやすいシステム構成でした。

ねじも紛失しないように本体のパネルにねじ込まれていました。

不特定多数に公開しない条件で外部アクセスにも対応していて、iPhoneからもデータを見られます。
アップルの iCloud や Dropbox の方が使いやすいと思いますが、仕事に関するデータを置く場所として、無料のサーバに保存する不安感がありますからね。

法人関連の重要なデータは、このサーバで管理することにしようと思います。

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