ことづくり生活

事務局より

>【自由研究】ラボ主催の活動は ともにラウンジサイトへ
※ へそ思考セミナー・美術による専門職能研修等の依頼も受付中

【人それぞれに日常をデザインする暮らしかた】

日々の暮らしの中で人やモノ,考え方などを交流させる際に閃いた様々な思いつきを実際にやってみる

本図は他者や自分自身など,対象としたい相手と「対話」をするためにつくり出した構造(へそ思考)は,普遍的な「正解」を示しません。妥当性を図りつつ未来志向を図る姿勢とは言葉で言うほど簡単ではなく,「答えは必ず明らかに出来る」という前提に縛られた人にはなかなか理解できない部分かも知れませんが,ぜひみなさんもいろいろ考えてみてください。
 

ことづくり生活という暮らしかた

選択させられるより,選択肢をつくる
〜人それぞれに暮らしをデザインするコト〜

・ひらめきをかたちにする,趣味や特技を活かした「暮らしの自由研究」
・つくった課題を愉しみながら「答え」も自分なりにつくってあそぶ

人生は選択の連続であると言われます。いろんな分岐点で選択もせずに全てを同時進行するのは大変困難ですし,苦手な分野や嫌な仕事などをしなくてはいけない機会も結構あります。その選択(何かを選ぶという行為)時に人から与えられた選択肢から選ぶのではなく選択肢そのものをつくりだす暮らしかたを試行錯誤するコト,これがことづくり生活の醍醐味です。そこには自分で考えて行動する手間や面倒くささはありますが,活動の中でへぇ!とかまぁ!といった感動のタネとたくさん出会えます。これを新たな意味や価値への気づきと考えると,ことづくり生活を意識した活動は多様な価値観をもつ世界の人々を柔軟に包括できる豊かな心の育ちに役立つのではないでしょうか。

そのためには「ことづくり」に対して積極的に取り組む姿勢が必要です。ことラボでは,趣味や特技を活かして楽しみつつそのクオリティを高めながら,自分なりの答えをつくりだす暮らしかたを推奨します。

ことづくり生活とは,簡単に言うと「出来事・体験・共感活動への機会づくり」で,その際の「思い出づくり」です。自分なりの答えとは,試行錯誤を楽しみむからこそ生まれます。サービス全盛の今だからこそ,たまには失敗するかも知れないドキドキワクワクも楽しみましょう。ことラボは,人それぞれがおおらかに暮らす姿勢を大切にしています。
 


1. 手間をかけて丁寧に

・敢えて不便にして豊かさを味わう
・プロセスを重視して,寄り道を楽しむ

 


2. 思いつきをやってみる

・おひとりさまで
・グループで(プチ企画支援)

 


3. 具体的につくりだす活動を

・菜園活動や造形活動
・その他の活動

 

「あいまいさ」と上手につきあう

私たちが暮らす世界は基本的に曖昧さで満ちています

私たちの暮らしには,曖昧さがもれなくついています。曖昧さとはこころが元気なときには可能性の源なのですが,元気がなくなると不安の源にもなります。だからこそ,人は明確さを求めてすぐに決めつけがちです。それは心の安寧を願う宗教的なことにも,ビジネス上のマーケティングやブランディング戦略にも,何気ない日常やSNSなどの情報が飛び交うインターネットの世界にも等しく現れます。

明確さは,こころの安定を図ったり問題意識や課題解決などが把握し易くなったりするのに大いに役立つのですが,行き過ぎると息の詰まる社会へと硬化が始まります。正しさや正義とは時代や価値観によって変わるのが常なのですが,普遍的な絶対的価値のように決めつける状況が横行している風潮には危惧しています。

もっと自由に人それぞれが伸び伸び暮らせる社会には,どのような想いが必要なのでしょうか。【ことラボ】では,それを「曖昧さの許容」としています。認め合えるコトもあれば認めたくないコトもあるのが人なのですから,何でも決めつけずに曖昧にできるところは曖昧なままにして,この曖昧と上手につきあうコトが多様な価値観を維持するための大切な姿勢だと考えるからです。

「曖昧さを許容する」とは,明確さを要求される場面でも敢えて曖昧さを提案しつつ,お互いの想いは明確(曖昧にせず)に振る舞う必要があります。そうしてお互いに合意が図れる内容(共通了解)を探り合い,その部分のみを認め合う姿勢です。ことラボでは,意見が合わないコトは曖昧なままに置いておく(保留)ように勧めています。

少数意見を受け入れる行為が義務のようになれば,それもまた同調圧力です。お互いに負のストレスを与え合って暮らすのではなく,相手の価値観を否定せずに批評するのは自由のまま置いておきましょう。批評自体が悪いコトのように感じて自分の意見を押し殺している人もいますが,否定したり攻撃したりしているのではない限り,自分ゴトとしての意見表明までは制限されません。

意見を述べ合う姿勢とは,やはり「曖昧さの許容」から生まれます。ことラボは明確さを否定しているのではありません。意識して曖昧さを活かせる暮らしかたをさぐるために価値意識を一端フリーな状態にして,閃きや思いつきを試行錯誤するコトを楽しむ暮らしかたを【自由研究】と呼んで推奨しています。

暮らしの中でちょっと息苦しさを感じているかたや,なにか新しいことをやってみたいと思っているかたにこそ,ぜひご訪問頂きたい方々です。これからの暮らしかたをご一緒に考えるお手伝いをさせて頂ければ幸いです。
 


※ 本サイトの記載内容について:
「ことづくり生活」「へそ思考」,モノやコトの分析などは,ことづくり生活研究会主宰者 多田の独自研究であり,内容の一部を公式ブログや学会研究発表等で公開しておりますが,書籍等を発行するには至っておりません。より良い暮らしのかたちを志向するひとつの思考法として,主に心理学や教育学,哲学などを参考にしながら,日々実践と研鑽に取り組んでおります。お問い合わせ,ご意見,ご助言等は事務局までお寄せ頂ければ幸いです。
 


紹介:ことづくりに関する外部リンク

□総務省 ICTの進化と「コトづくり」の広がり
主に,産業界で用いられることづくりの定義や歴史などが丁寧にまとめられています。